ワーママの転職活動は書類選考が通りにくいって聞くけど本当?
履歴書に子持ちだと書いておいた方がいいのかな?
どうしたら書類選考で通りやすくなる?
こういったお悩みを解決する記事です。
私は転職活動を子供が1歳の時からはじめて、10ヶ月かかりましたが、超ホワイト企業に転職成功できました。
その経験から、やはり書類選考は通りにくいと感じました。
ぜひ参考にしてください!
ワーママの書類選考は通りにくいのは残念な事実
はっきりしたーデータはないのですが、私の体感や他のワーママ転職者の体験談から、一般的な書類選考の通過率より低いのは事実です。
マイナビ転職には書類選考通過率は30%くらいという記述がありますが、30代ワーママの場合はもっと下がると思います。
私の場合は書類通過率、1~2割でした。
エージェントも同じ業界で同じようなワーママはそのくらいだと言ってました
なので、下記がポイントとなってきます。
・書類が通らないといって落ち込む必要はない
・書類選考は通りにくい前提で、どんどん複数並行して応募してOK
子持ちの書類選考は通りにくいのは残念な事実です。
通りにくいので長期化する傾向はありますが、ちゃんと通りますので焦らないで大丈夫です。
子持ちだからと採用を懸念する会社に問題があるのであって、転職者は気にすることではないです。
「子持ちですがちゃんと働けますよ!」という姿勢でいきましょう
【対策編】履歴書で気をつけるポイント3つ
まず前提として。
この2点はかなり重要ですが基本なのでまず抑えておいてください。
ではここから、履歴書で落とされにくくするために気をつけるためのポイント3つ紹介します。
子持ちかどうかはわざわざ追記しない
子供がいるかどうか追記する必要はありません。
知っておいてほしいのは、「家族構成を理由に選考するのはNG」と厚生労働省のガイドラインに記載があり、子供がいることを選考時に知らせる必要は本来ないからです。
*「扶養家族の人数」は正直に書けばいいですが、子供かどうかは書かなくていいです。
子供がいるか書類選考時に追加質問してくる会社もある
私は実際に経験したのですが、エージェントを通して子供がいるか聞いてくる会社もありました。
回答して落とされるなら、子供がいるからと採用を懸念するような会社だとしてスルーしていいです。
そんな会社は就職してからも子供がいるという理由で仕事を振られたり、マミートラックに乗せられたりすることは明白ですから、スルーしましょう。
もし書類通過したとしても、堂々と聞いてくる時点でコンプライアンス意識も乏しいと言えますので注意が必要です。
このような残念な会社はまだまだ多いですが、日本の社会の問題であってあなたの問題ではないのです。
ですが今は子持ちでも採用する会社は確実に増えています。
理由はこちらの記事を参照してください。
女性の割合を増やしたいと思っている会社も多いですし、そもそも性別や家族構成を懸念しない会社も増えてきています(当たり前のことなのですが)ので、応募し続けていれば通ります。
子持ちによる懸念は面接時に払拭する
書類審査では子持ちであることをこちらから言わない、言うのは面接の時にするといいです。
面接時であれば、会社側の反応をこちらも見られるので実際の働き方について参考になります。
面接時に、「子供はいますが、夫の協力があるのでお迎えにいくのは行ける方が行ってます」「お迎え行かない日は残業もできます」「出張も大丈夫です」など他の候補者より不利にならないために不安に思われそうな点は払拭するようにします。
【体験談】
面接官によっては「どうせお迎えですぐ帰るんでしょ」と女性がお迎えにいくのが当然のように言う人も。
「私もよく保育園から呼び出しがあって帰ることありますよ」と話てくれた面接官もいました。わかりやすいですよね。。。
面接時に子持ちですが問題になりませんよ、と伝えるようにしましょう。
キャリアのブランクは備考欄で補足する
もしキャリアにブランクがある場合は備考欄で補足するようにしましょう。
キャリアブランクは必ずチェックされますし、それによる理由付けがないのは雑な印象を与えるからです。
キャリアブランクの理由を書く際は、ネガティブな内容を書かないようにしてください
○良い例 資格取得のため、留学、家庭の事情 など
キャリアにブランクを作ってまでチャレンジしたいことがあった、という自己PRに繋げられたらなお良しです。
3年未満の転職は備考欄で補足する
3年未満で転職した場合は備考欄で補足を書きましょう。
3年未満の在籍期間で転職することを気にする企業は存在するからです。
最近はキャリアアップによる転職を良しとしている風潮が世の中的にあるのは確かなので気にしない会社もありますが、長く勤めてほしいと考える企業の場合は厳しくチェックされます。
辞めた会社のことを悪くかかないようにしましょう
○良い例 経営陣が変わって方針がかわり、自分のやりたい仕事ができなくなったため、など
「人のせいにする人だな」と印象付けないように、あくまで自分で決定したこととしましょう
【対策編】職務経歴書の効果的なアピールの仕方
狙っている企業の選考は狙いを定めた内容に改訂する
狙っている会社、志望度に高い会社に応募する際は、職務経歴書を改訂しましょう。
職務経歴書で「この人、うちで活躍できそうだな」と思わせられればかなり有利になるからです。
とはいっても、小さなお子さんがいる場合そんな時間に余裕がありませんよね。
- エージェントに求められるている人物像、人材 について聞く
- キーワードをできるだけ盛り込む
効率的に進めるためにエージェントにその会社の求める人物像について聞きましょう。
エージェントは直接企業の担当者と会話をしているため、有益な情報を持っているからです。
【体験談】
私の場合は「協調性があることが重要視されます」という情報を得ました。
その際は10人ほどのチームでプロジェクトを進めたこと、他部署との折衝が得意、などチームで成し遂げたこと、コミュニケーション能力に自信があること、を前面に持ってくるようにしました
また、職務経歴書は情報量が多い方がいいのが基本です。
企業側がどこに食いつくかわからないからです。
ですが、求める人物像がある程度わかっている場合、その内容が埋もれてしまわないように、前に持ってきて読んでもらえるように工夫することが大事になってきます。
数字を入れて具体的にわかりやすい内容にする
これは基本的なことですが、職務経歴書は出来るだけ数字を用いて具体的にわかりやすくします。
企業側に、うちで活躍できそうだな、と思わせるのがポイントだからです。
例えば上の体験談でも、「10人程のチームで」と記載しましたが、ここをただ「チームで」と書いていたら読み手はイメージし辛いですよね。
【体験談】私は社内の評価も追記して客観的にわかりやすくしていました。
例 業務効率改善で年間200万円分削減を達成しました。これは高く評価されて100人中5番目に多いインセンティブをもらいました。
おすすめフォーマット ダウンロードも可能
これから書類を作成するという方へ、おすすめのフォーマットを紹介します。
dodaという転職サイトに履歴書、職務経歴書のフォーマットがあり、会員登録せずに利用可能です。
・doda 履歴書テンプレートはこちら https://doda.jp/guide/rireki/template/
・doda 職務経歴書テンプレートはこちら https://doda.jp/guide/syokureki/
他社のフォーマットより優れている点はニーズ、職種や業種別にサンプルが用意されている点です。
書類作成は大変だと思うかもしれませんが、イチからつくるのではなく、サンプルから作成するとフォーマットを作成する手間がないので早いです。
エージェントに添削をしっかりしてもらうのを忘れずに
dodaは転職サイトですが、エージェントサービスとしてもおすすめです。
転職活動はエージェントを介して非公開求人に応募してすすめるのが基本ですから、エージェントの登録は必要です。
その他、子持ち世代の方におすすめのエージェントはこちらで紹介しています。
まとめ
・子持ち・ワーママの書類選考が通りにくのは現実としてまだあるが、子持ちを懸念しない会社も増えてきている
・履歴書は子持ちかどうかわざわざ書かない。キャリアブランク、3年未満の転職は備考欄に書く
・職務経歴書は狙った会社の時にはその会社向けに改訂版を作成する
・dodaなどの転職サイトで書類のフォーマットが入手可能、時短のためにサンプルを活用する
書類選考は通りにくいなと感じるかもしれませんが、業界によっても通過率は全然違います。
人と比べて落ち込む必要は全くありません。
子持ちだからといってエージェントがそもそも相手にしてくれない場合もあるそうですが、その場合はすぐ別のエージェントに切り替えましょう。
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